医科(産婦人科、内科)
院長/医師 村山 一彦
1956年山形市生まれ。埼玉医科大学卒。
埼玉医科大学、篠田総合病院を経て2002年6月に当院を開業。
公益社団法人日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
一般社団法人山形県医師会 母体保護法 指定医師
公益社団法人日本医師会 認定産業医
医科専門スタッフ
看護師、臨床検査技師、理学療法士、超音波検査士 他
 
産婦人科
当医院では専門医が女性特有の不安や悩みを解消するため、一人一人に合わせたキメ細かな診療を目指し、生活指導やカウンセリングに重点をおいた診療を行っております。また「レディースドック」(乳がん検診・子宮頸がん検診・子宮体がん検診)にも力を入れております。
寝たきりの方などへの「往診」も行っておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
 
乳がん検診
当医院では最新の超音波装置を導入し、乳がん検診を行っています。
昨今、30代女性の乳がん発症数が急激に増加しており、全体の発症者数は年間6万人ともいわれています。
30代女性の場合、乳腺が発達して、従来の乳がん検診に用いられてきた「マンモグラフィ」(X線検査)では写らないこともあるため、当院では超音波装置による検査(エコー検査)を行っております。
※当院には一般社団法人日本超音波医学会認定の「超音波検査士」が常駐しております
 
子宮頸がん・子宮体がん検診
2012年の統計によりますと、「子宮がん」の罹患数は年間約25,200例で、このうち「子宮体がん(子宮内膜がん)」が約13,600例、「子宮頸がん」が約10,900例となっています。(どの部位か情報がない子宮がんが約700例)となっています。
また死亡原因になっていることも多いことから、事前の「検診」が重要視されてきています。
少しでも気になることがありましたら、ぜひ当院にご相談ください。
 
妊娠相談
妊娠について困っていることや相談などがありましたら、お気軽にご連絡ください。
妊娠検査はもちろんのこと、その後の判断や処置(緊急避妊薬「モーニングアフターピル」の投与や手術等)につきまして、産婦人科専門医・母体保護法指定医師が、状況に合わせて個別に対応いたします。
 
PMS・PMDD
「月経前症候群(PMS)」とは、月経(生理)開始予定日の3~10日間の間にあらわれる心身の不調のことで、イライラ、無気力、冷え、頭痛などさまざま症状があります。(但しこれらは月経(生理)開始とともにおさまる事が多いです)
一方「月経前不快気分障害(PMDD)」とは、「月経前症候群(PMS)」の中でも、日常生活に支障をきたすほど強い症状のもので、主にうつ気分、不安感、怒り(攻撃的)感情などの精神症状が強くみられます。
当医院では産婦人科専門医の立場からこれらの症状に対処する治療を行っております。
少しでも気になることがありましたら、ぜひ当院にご相談ください。
 
結婚前検査(ブライダルチェック)
「ブライダルチェック」は一般的には「自分の体がいつでも妊娠できる状態にあるのかどうかを確認するため」の検査といわれており、妊娠や出産に影響を与える疾患の有無を調べるための検査です。
当院では、前述の乳がん検診や子宮頸がん・子宮体がん検診などと合わせて、おりもの検査や性感染症検査なども行っております。
また、妊娠中に風疹にかかると胎児に悪影響を及ぼす危険性が高いことから「風疹抗体検査」も行っております。
※全ての検査を一度に受ける必要はありませんので、医師と相談していただき、ご自分にあった検査を受けていただければと思います。
 
性行為感染症(STD)検査
「性病」とは「STD」と呼ばれ、「性行為をしたためにうつる病気」のことを言います。
性病は決して怖い病気ではありませんが、放っておいて自然に治るものはなく、放置しておくと深刻な事態を招くこともあります。
また自覚症状の弱い病気は治療が遅れてしまいます。「もしかして…」と思ったら、すぐにご相談ください。
また、「性感染症」に感染していると、不妊症の原因となったり、お腹の胎児にも産道感染し流産や死産につながることもあります。
またパートナー間で感染が広がる場合もあります。
この検査を受けることで、性器ヘルペスや尖圭コンジローマ、クラミジア、淋病、膣カンジダ症、膣トリコモナス症などの性感染症(STD)や膣炎などの病気を発見することができます。
特にクラミジアは、女性の感染者の約80%は自覚症状がなく、放置していると感染が長期化して不妊や子宮外妊娠の原因となるため注意が必要といわれており、実際、性感染症による「不妊」の原因として最も多いのが、このクラミジアです。
当院では、「性行為感染症外来」を設け、男性・女性問わずに性病・性行為感染症に関わる診察・診療を行っております。
気になることがありましたら、どんなことでも結構ですのでご相談ください。もちろん患者様のプライバシーは厳重に保護致します。
 
 
内科
寝たきりになる「3大疾病」といわれている「動脈硬化」「骨粗鬆症」「認知症」を防ぎ、QOL(生活の質)を高めるための治療に力を入れております。
また、メタボリックシンドロームの元凶は肥満にありとの事で、漢方薬を使った外来診療などを行っています。
 
メディカルダイエット外来
当医院では、医学的見地から、EMS(電気筋肉刺激)によって体脂肪を燃焼させる医療機器を導入して「メディカルダイエット外来」を開設しています。
単に体重を減らすだけではなく、健康状態を改善させながら適正体重を実現させることができます。
EMSの効果は以下の5つです。
(1)筋肉をマッサージして凝りをほぐしたり、血行を改善してむくみを取る。
(2)神経や関節、肩、腰の痛みの緩和。
(3)肥満が原因の関節痛や機能障害がある場合に限定した部分やせ。
(4)美容効果を目的とした部分やせ、痩身。
(5)出産後の妊婦の腹部のたるみを治す。
「ブライダルチェック」と同様に、結婚前の方の受診が多くなっています。
神経や関節に痛みがある場合にEMSをかけると、筋肉の緊張がほぐれたり血行がよくなったりします。
そのため、痛みが緩和されたりむくみがとれるなどの効果を得られます。
肥満で体重が重くなりひざ関節に負担がかかり過ぎる場合は、肥満そのものを治療することが必要ですが、そのような方には、体脂肪を燃やすために、このEMSが効果を発揮します。
 
アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)
人のからだは約60%が水分で、約20%がたんぱく質でできています。人のからだを構成しているたんぱく質は、20種類のアミノ酸から作られています。
アミノ酸は血液中にも含まれており、健康な人の血液中のアミノ酸濃度は、それぞれ、一定に保たれるようにコントロールされています。
アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS:AminoIndex Cancer Screening)とは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、がんであるリスク(可能性)を評価する検査です。(血液を採取するだけでがんのリスク判定が行える検査です)
男性AICS(5種):胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん
女性AICS(6種):胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がん
※山形市内では当クリニックを含め4箇所のみでしか取り扱っておりません
 
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